Windows デジタルライフ

インテルドライバー&サポートアシスタントの導入・使い方

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Windows7を搭載したマシンを購入し、2019年にwindows10バージョン1909へアップグレードしました。

その後要らない機能をそぎ落としやっと安定稼働をしていたところにWindows10 バージョン2004の機能更新という案内がWindowsUpdate経由でやってきました。

そこで、家にある10年選手のレノボPCや、ゲートウェーのPCから2004へのアップデートをかけていきました。

皆順調に更新となり何の問題もなくアップデートできさて最後に一番新しい五年選手のPCである最後のPCに対してアップデートをかけたところ、全然うまくいきません。

うまくいったかと思ってWindowsのバージョンを確認しても1909のまま。

WindowsUpdateのエラーコードは、xc1900101でした。Microsoftのページには「ほとんどがドライバーの問題」ということでした。ですが、ドライバーなんていっぱいあるよね。

そんな中何が悪いのか潰しまくっている中で見つけたのが今回ご紹介する「インテル ドライバー&サポート・アシスタント」というインテル謹製、自動ドライバーアップデートソフトです。

インテル製品に限られますが、なんといっても純正なので間違いがないかと思います。

※更新作業前には必ずバックアップを取りましょう。

インテル ドライバー&サポート・アシスタント・ダウンロード

インテル ドライバー&サポートアシスタントは、Windowsシステム用のインテルドライバーのアップデートを検出してインストールするソフトウエアです。

インテル ドライバー&サポートアシスタントをダウンロードするには、下記リンクにアクセスします。

https://downloadcenter.intel.com/ja/

下記のようなページが表示されますので、「開始」をクリックします。

「開始」をクリックすると下記の画面が表示されます。「今すぐダウンロード」をクリックします。

ダウンロード場所を聞いてきますので任意のフォルダを指定しダウンロードします。

ダウンロードが完了すると「Intel-Driver-and-Support-Assistant-Installer.exe」というファイルがダウンロード指定したフォルダにダウンロードされます。(下画像)

インテル ドライバー&サポート・アシスタント・インストール

この「Intel-Driver-and-Support-Assistant-Installer.exe」をダブルクリックします。

すると、インテル ドライバー&サポートアシスタントのインストールが始まります。

下記「使用許諾契約に同意します」のラジオボタンにチェックを入れます。

チェックを入れると「インストール」ボタンが青く変化し押下できるようになりますので、なったら「インストール」を押下します。

次に出力されるダイアログでは、「インテル Computing Improvement Program」へ参加のお誘いが出てきます。

「インテル ドライバー&サポートアシスタント」のインストールおよびその後の利用機能には影響を与えませんので利用者のお好みで「同意する」あるいは「同意しない」を選択し先に進めてください。

「インテル ドライバー&サポートアシスタント」のセットアップが始まります。

インストールが完了すると以下のように「インストールが完了しました。」「ソフトウエアは正常にインストールされました。」という表示が出力されますので確認したら、青いバックの「発売」をクリックします。
(※なぜか「発売」意味不明ですがこれを押します。)

これでお使いのPCにインテル ドライバー&サポートアシスタントがインストールされました。

この後、自動的にPCに対し検査が実行され結果がブラウザに表示されます。

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インテル ドライバー&サポート・アシスタント・使用結果

先ほどのインストール後、「発売」ボタンを押すと、自動的にPC内の検査が実行され更新可能なドライバーの有無を表示してきます。

(1)サポートされないドライバーがPCにある場合は、

「お使いのシステムでは、サポートされているドライバーやソフトウエアのアップデートはご利用できません。」

というメッセージを出力します。

WindowsUpdate経由でWindows10 1909 → 2004へ機能更新ができなかったのもここに原因がると思われます。

(2)更新がなく最新の状態の場合、「インテル ドライバーとソフトウエアは最新です」と表示されます。

(3)更新ドライバーがある場合は、更新を実施することになります。

以下、順に見てゆきます。

サポートされないドライバーがPCにある場合

C搭載のドライバー・ソフトウエアで「サポートされているドライバーやソフトウエアのアップデート」が無い場合以下のメッセージが出されます。

「(i)お使いのシステムでは、サポートされているドライバーやソフトウエアのアップデートはご利用できません。」

今回、私がはまったWindowsUpdate経由でWindows10 1909→2004へのアップグレードがエラーコードxc191000101(拡張コードなし)で失敗した原因はここにあると推測されます。

風の噂で、保守を外れたドライバーはWindowsをアップデートできなくなったらしいということを耳にしましたのでこのことだと思いました。

このマシンは2015年に購入したもので5年少々で保守が切れるというのは正直納得がいきません。

というのも2010年購入のレノボのマシンや2008年購入のゲートウェイのマシンでさえもWindows10 2004へのアップデートが滞りなくできたからです。

ですが、このようなメッセージを出されてしましましたので、この時点では、Windows10 2004へのアップグレードは半ば諦めかけてしまいました。

ただ、インテルのHPには、PC製造先でドライバーを書き換えているケースがあるので製造先に問い合わせるようにとの記述がありましたので問い合わせてみる価値はあります。

この状態では、PCユーザー側でできることは問合せだけになります。

更新がない場合

インテル ドライバー&サポートアシスタント検査の結果ドライバー&ソフトウエアが最新の場合は以下のメッセージが表示されます。

「インテル ドライバーとソフトウエアは最新です」

PCは安心して利用できる環境にあります。

更新がある場合

インテル ドライバー&サポートアシスタント検査の結果、更新対象ドライバー&ソフトウエアがある場合は以下のように更新個数が表示されます。

上記画面にて、更新がる場合はその個数、更新がある箇所の詳細が表示されます。

全部一括してインストールする場合は、「すべてをインストール」ボタンを、個別にインストールする場合は、インストールしたいドライバーやソフトウエアの欄に該当する「インストール」ボタンをクリックしインストールを実施します。

今回は、1個しかないのでどっちをクリックしてもOKです。

※これをやる前に「バックアップ」を取りましょう。私の場合、ディスクのイメージコピーを取っています。バックアップの取り方は下記の関連記事をご覧ください。

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インストールが始まると、セットアップダイアログが表示されます。

Windows Aeroデスクトップテーマを有効にするチェックボックスにチェックが付いた状態になっていますが、不要ならチェックを外してください。

「次へ(N)」を押してください。

ドライバーの使用許諾契約書が表示されます。「はい(Y)」をクリックしてください。

Readmeの情報が表示されます。「次へ(N)」をクリックしてください。

セットアップ進行状況が表示されますのでしばらく待ちます。

いっぱいファイルがコピーされた後「[次へ]をクリックして続行してください。」と出たら、「次へ(N)」をクリックして進めてください。

セットアップ完了のダイアログが表示され今すぐ再起動するかどうか聞いてきますのでいずれか選んでください。今回は、「はい、コンピュータを今すぐ再起動します。」を選択し「完了」をクリックし、PCを再起動させます。

再起動が終わりWindowsにログイン後、再度インテル ドライバー&サポートアシスタントの画面を呼び出すと以下のように「インテル ドライバーとソフトウエアは最新です。」というメッセージが緑バックで表示されます。

これは、先ほどの「更新がない場合」の項で表示される画面と同じになります。

これでインテル製のドライバー&ソフトウエアが最新の状態になりました。

更新が完了したドライバーやソフトウエア欄には、以下のように更新箇所に「チェックマーク」や「最新」マークがつきます。

問題解決に向けて

今回このツールに出会ったのは、Windows10 1909 → 2004へWindowsUpdate経由での更新にxc191000101で失敗したことに起因しています。

出会ったときは「これでうまく更新できるかも!」という嬉しさでいっぱいになりましたが、インストール、実行してみて最初に出た結果、

「(i)お使いのシステムでは、サポートされているドライバーやソフトウエアのアップデートはご利用できません。」というメッセージが出されたときの何とも言えぬ感覚。

最初は「何言ってるの?」「なんなん?」が心を支配。これは、誤訳なの?とか。

このメッセージは、Windowsが更新に必要なドライバーが登録制になったとかということと合わせ考えるとうちのPCに入っているグラフィックドライバーは対象外になったものとかんがえるようになりました。

でも、買ってから5,6年でサポートから外れるなんてどうなんですかね?

何かの間違えではないかと思いました。

インテルのHPには、ドライバーをPC製造元が書き換えて提供するケースがあるという記述を発見したので、製造元のマウスコンピュータへ問合せをしたりで数日が過ぎました。

そして、何気なく「インテル ドライバー&サポートアシスタント」を開けて再チェックしてみると、

「(↓)1個のソフトウエアが更新可能です」と表示され、

何が更新されるか見ると

「インテルGraphics Driverのバージョン情報[15.40]」

との表示が・・・・。

あれ?サポート外になったのでは?と思いましたが、同時に「まだ、僕には帰るところがある」いや、「まだこのPC使うことができる」という思いがこみ上げうれしくなりました。

どうやら、インテル ドライバー&サポートアシスタントのお蔭で更新ドライバーの供給対象と判断されたのではないでしょうか。

まだWindowsUpdate経由でWindows10 2004へのアップデートの再配信が来ていませんのでアップデートできるかまだ分かりませんが、再配信が来たら更新をかけてみたいと思います。

アップデートの結果が出たらどうなったか報告させていただきたいと思います。

私のようにWindowsUpdateのxc191000101エラー対応に苦慮されている方々の参考になればうれしいです。

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