久しぶりにFTPクライアントソフトとして有名なFileZillaを使ってファイル転送をしようと立ち上げてみました。
するとアップデートがありますということで最新版にアップデートしました。
アップデート後のバージョンは、FileZilla Client Version:3.67.0です。
アップデート後、起動時に以下のメッセージが表示、
"C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\FileZilla\queue.sqlite3"からの転送キュー読み込み時にエラーが発生しました。
復元できなかったキューがある可能性があります。
さらに、FileZillaを立ち下げるときに以下のメッセージが表示されました。
"C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\FileZilla\queue.sqlite3"への転送キュー保存時にエラーが発生しました
保存できなかったキューがある可能性があります。
以下では、この障害に対する対処を記録しています。v
原因予測
FileZillaの起動・終了時にファイル「queue.sqlite3」に対して、エラーメッセージは、
起動時:読み込み時にエラー (Read Error)
終了時:保存時にエラー (Write Error)
となっていることから、ファイル「queue.sqlite3」は、I/Oエラーを起こしていてデータの読み書きができない状態であろうことが推測されます。
FileZillaのバージョンアップデート作業時に、queue.sqlite3ファイルが破損したことがエラーメッセージ発生の原因であると推測します。
ファイルのI/Oエラーに対しては、ファイルの作り直しが必要となります。
対処
対処については、問題のI/Oエラーを起こしたファイルの所在を特定することから始めます。
FileZillaは、起動していたら終了させます。
求めるファイル「queue.sqlite3」の所在は、エラーーメッセージに記載されている場所にあります。
「C:\Users\(ユーザー)名\AppData\Roaming\FileZilla」
このフォルダは、隠しファイルなので隠しファイルを表示させる設定に変更する作業を行います。
エクスプローラーを立ち上げます。
メニューバーの「表示」の右横に「・・・」というボタンがありますのでそこを押下。
表示されるサブメニューから「オプション」を選択します。
フォルダーオプションが表示されますので、「表示」タブをクリックします。
詳細設定の中から、「ファイルとフォルダ―の表示」を探します。
「隠しファイル、隠しフォルダ―、または隠しドライブを表示する」のラジオボタンをアクティブにしてください。
そのうえで、「適用」を押下、「OK」を押下してダイアログを抜けます。
ファイルパス:C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\FileZillaをエクスプローラでたどります。
お目当てのファイル「queue.sqlite3」が表示されました。
I/Oエラーを起こしていると思われる「queue.sqlite3」のリネームを行います。
ここでは、「queue_backup.sqlite3」としました。
ここで、FileZillaを立ち上げます。
エラーメッセージは表示されません。(問題解消)
エクスプローラで先のフォルダの状況を見ます。
新しく「queue.sqlite3」が、FileZillaを立ち上げた時間に生成されたのが確認できます。
また、FileZillaを終了させます。
エラーメッセージは表示されません。(問題解消)
これでFileZilla起動終了時に表示されていたエラーメッセージは表示されなくなりました。
(後始末)
隠しファイル表示設定を元に戻します。
先ほど同じようにエクスプローラから「フォルダオプション」ダイアログを引っ張り出してきます。
「隠しファイル、隠しフォルダ―、または隠しドライブを表示しない」のラジオボタンをアクティブにしてください。
そのうえで、「OK」を押下してダイアログから抜けます。
これで対処終了です。
この作業以降、FileZillaは問題なく使用できています。
まとめ
FileZillaのアップデート後、
FileZilla起動時に
「"C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\FileZilla\queue.sqlite3"からの転送キュー読み込み時にエラーが発生しました。
復元できなかったキューがある可能性があります。」
FileZilla終了時に
「"C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\FileZilla\queue.sqlite3"への転送キュー保存時にエラーが発生しました
保存できなかったキューがある可能性があります。」
というメッセージは、
ファイル「queue.sqlite3」がFileZillaのアップデート時、破損してI/Oエラーとなったため表示されたことがわかりました。
対処としては、「queue.sqlite3」ファイルの再作成(FileZilla側で自動で生成してくれました)で対処完了となりました。
この記事がお役に立てば幸いです。
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