The MoneyTizerからads.txtの更新をしてくださいというリクエストメールが来ました。
私のところの場合、The MoneyTizerに加入して初めての更新依頼のメールです。
上の画像の左下6行が新規追加された情報となります。
従来なら、設置済みのads.tstを編集し、この6件を追加する手作業が必要になります。
手間だよね。と思っていたところ、このメールの続きに以下のような文言がありました。
「ads.txtファイルの更新にうんざりしていませんか?」
と、しかも、赤い字で。
これによると、ads.txtの自動更新ができるソリューションを提供しているとのことです。
美味しい話じゃん!
というわけで、以下ではads.txtの自動更新化の手順について記録します。
1.The MoneyTizerのダッシュボードにログインし自動化ツールをダウンロードする
The MoneyTizerのダッシュボードにログインします。
左メニュー「<>ads.txt」をクリックします。
右側画面の(1)「サイトの選択」から、設置したいサイトを選択します。
下の画面に左右2分割されている、右側に「自動」と「手動」の二種類のボタンがあります。
(2)「自動」を選択して赤くします。
(3)「PHPファイルをダウンロード」ボタンを押下し、自動化ツールをローカルにダウンロードします。
ローカルのダウンロード先に「ads_tm.php」というphpファイルがあることを確認します。
これで、自動化ツールのダウンロードが完了しました。
2.自動化ツールをサイトのルートにアップロードする
FTPソフトFileZilla Clientを使って設置したいサイトのルートに「ads_tm.php」をアップロードします。
「設置したいサイトのルート」には、すでにThe MoneyTizerさんに加入したときに編集したads.txtがあるはずです。「ads_tm.php」はこのads.txtがある場所にアップロードします。
FileZillaのローカル側画面にアップロードする自動化ツール「ads_tm.php」が見えるように選択します。
FileZilla右側に設置したいサイトのルートを表示します。
ads.txtが確認できます。(ファイルサイズがでかいです)
ここに「ads_tm.php」をドラッグ・アンド・ドロップしてアップロードします。
(アップロード前のファイル状況)
(アップロード後のファイル状況)
これで、自動化ツールのアップロードが完了しました。
3..htaccessの編集
.htaccessに以下の2行を追加します。
RewriteEngine on
RewriteRule ^ads.txt$ ads_tm.php
編集は、ファイルをダウンロードして編集後、アップロードする方法もあります。
今回は、レンタルサーバーのダッシュボードで.htaccessの編集ができますので、こちらでやってみたいと思います。
レンタルサーバーは、ConoHa WINGを利用しています。
ConoHa WINGのダッシュボードに入ります。その後、「サイト管理」>「サイト切り替え」>「サイト設定」>「応用設定」>「.htaccess設定」を出します。
編集は、.htaccessのテキストボックス横にある「鉛筆マーク」を押下し、上記の2行をコピペします。
「保存」して編集完了です。
以上で、自動化の作業は完了です。
4.「統合の確認」―自動化ツールの実装出来てるかの確認作業
自動化ツールの実装が適正にできているのか?を確認する作業をします。
The MoneyTizerのダッシュボードにログインします。
メニューから「<>ADS.TXT」を選択します。
自動化ツールを導入したサイトを選択します。
右のほうに「統合の確認」というボタンがあるのでこれを押下します。
「ファイルの確認中・・・」とメッセージが出ます。
確認が完了し、問題なく実装されている場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
「ads.txtは統合され、最新の状態です!」、「ads.txtは正確に統合されています。 最終確認:04/10/202411:37:08(UTC+2)」、「ads.txtに関して、これ以上、手続きは必要ございません。」
また、ダッシュボードの右下には、「ads.txtは最新の状態になっています」と緑バックの白抜き文字で表示されています。
何かあったら、ここで異常が分かるかと思います。
以上で、自動化ツールが正常に実装されていることが確認できました。
これで、ads.txtの変更作業から解放されますね。
5.付加的なもの
自動化ツール導入前のads.txtはそのままで、今回の自動化ツールを導入してみました。
自動化ツール、「ads_tm.php」の中身を見ると、Mergeロジックが入っているので、既存のads.txtの内容とダブらないようにしています。
なので、
気分的なものとして、
ads.txtにはThe MoneyTizer以外の広告エージェントを指定し、
「ads_tm.php」にThe MoneyTizerを担わせるようにしたい場合は、既存のads.txtからThe MoneyTizerのデータを削除して、役割を明確に切り分けるのもいいと思います。
以上の事項とは別の話になりますが、この導入にかかり、サーバーにnginxが導入されているサーバーの場合は、
nginx.conf ファイルに以下の一行を追加せよと指示がありました。
location = /ads.txt { rewrite ^(.*)$ /ads_tm.php; }
私の環境はConoha WINGでnginxが導入されているみたいなのですが、このnginx.conf ファイルにたどり着けませんでしたのでこの対処はしていません。
しかしながら、The MoneyTizerで統合は完了というメッセージが出され、サイト上の広告表示も問題なく行われていることを確認しているのでとりあえずは、様子見を決め込んでいます。
ここまでお読みくださりありがとうございます。
この記事がお役に立てれば幸いです。
6.おまけ
あと、この記事はすでにThe MoneyTizerに加入の方が多いと思いますが、
これを見たThe MoneyTizerに未加入方で、私もThe MoneyTizerに加入したいと思われたかたへ。
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